研究が嫌いな理系院生のブログ

研究嫌いな理系女子大学院生が分野を変えて公募で就活する話です。

3月前半戦

2019年3月(修士1年)

 

学内説明会があった。本当に行きたくなさ過ぎて一日目はいかなかった。二日目は研究室にいて漫画読んでたらさすがに行った方がいいといわれて行った。

 

やる気がなさ過ぎたので、わけのわからない会社を一つ見た。会社名も内容も覚えていない。ボールペンくれた。うれしかった。

 

あと、W社(デパート)がきていた。うちの大学でW社?と思った。きいてみるとITが欲しいらしい。わたしは情報系ではないが、その場で書けば選考に乗っかれるとのことだったので名前を書いて帰ってきた。このW社との出会いは中々良かった。

でもやはり、学内説明会はだるすぎる。それ以降は一度も行かなかった。

 


V社(大手化粧品メーカー)の面接があった。

集団面接と筆記試験だった。

筆記試験の直前に、私は筆記試験の対策をしていないことに気づいた。大変愚かである。TGwebだけH社のインターンのために勉強しただけだった。死んだと思った。科目は国語算数推論の三つと性格検査だった。推論が撃沈だった。でも、よくよく考えれば他に受けている人の学歴的に私は上位の方だったし、できなくても皆できないだろうって感じだった。

 

面接は三人でやった。オーソドックスな質問ばかりだった。一つだけ最近気になったニュースのことを聞かれた。これはびっくりしたが、Googleのトップページに私の知りたそうなニュースがピックアップされるというサービスを使っていたことが功を奏し、何とか答えられた。化粧品に関してのことは言えなかったが、しっかり世の中に目を向けている姿勢が大切なのだと思った。

 

集団面接は嫌な面もあるが、ほかの人の面接が見られるのはとてもいい経験だと思った。

1一般的にどういう表情やスピード、量を話すのかがわかる。面接素人でも、この人はいいなとか悪いなとかはすぐわかる

2悪い人のが反面教師になる。原稿覚えてきたんだろうなって人がいて、原稿まる覚えは誰が見てもわかるなって思ったし、良くないことだなと思った。

以上のふたつが集団面接のいいところだ。経験としてやっておくと今後に活きると思う。

結果は合格だった。

 


I社(外資系化粧品メーカー)のESが通った。とても不思議だった。でも、一次面接では英語の質問があるらしかった。これはやばいと思った。

付け焼き刃で英語の勉強をした。英語なんて話せるわけがないので、中学英文法で話せる!みたいな本を買って、覚えられそうなやつだけ覚えた。

あと、なんとなくこんな質問かなっていうのを考えておいた。だが、見事はずれた。笑った。

面接では、まず普通に日本語で質問された。普通に答えるだけだった。人生でなぜその選択をしたのか、あなたの根本の性格はなんなのか、みたいな質問ばかりで戸惑った。正直、知らんがな!て感じだったけど、人生を思い出しながら答えた。そしてとうとう英語の質問が来た。英語話せなすぎて、たどたどしすぎて話しながら笑ってしまった。そんな感じで無事ではないが終了した。

 

落ちたなぁって感じだった。そもそもES通っただけでも驚きなのに、面接なんて通るはずないんだって思った。倍率も馬鹿みたいにあるし。しかも、服装について何も書いてなかったから私服で行ったんだけど、今考えたらそこはスーツじゃないの?って感じだよね。

でもなんかよく分からないけど通った。嬉しかった。

 

 

私の就活はお手本とはかけ離れたものだけれど、後輩にアドバイスすることがあれば、付け焼き刃は馬鹿にならないってことだと思う。TOEICだって英会話だって付け焼き刃的な感じだった。でも、やらないよりマシなのである。自分が思ってるよりやればできるもんだってことだ。後述するが、ある企業でITの筆記試験をやるって予告されて付け焼き刃でやったらヤマカンが当たるってことがあった。諦めずにギリギリまで対策するのは本当に大切なことだと思う。

 

話は戻すが、I社(外資系化粧品メーカー)の一次を通過したのは本当に嬉しかった。何よりも行きたい企業だったからだ。本社も綺麗だし、業務内容も魅力的で、働いている人も好きで、最高だった。

 

ここらへんで、やっぱり理系的な要素のある仕事がしたいという思いが強くなっていた。工場、作業着、ハンダは嫌いだけど数字は好きだった。

 

X社(大手化粧品メーカー)のWeb会社説明会に予約した。にも関わらず当日忘れてすっぽかしてしまった。

 


O社(中堅文具メーカー)の面接に行った。

結局O社は理系職、生産技術志望でだした。ESは手書きで郵送だった。郵送にも細かいルールがあってめちゃめちゃ面倒くさかった。社会人て大変なんだな。一応O社のペンで書いた。これが後々高評価だった。

 

面接は一対一で、その後筆記試験があった。面接は普通の質問ばかりだった。普通に楽しかった。

 

面接全般で聞かれるのは、なぜ専門の半導体を受けてないのかということだった。なのでそれ以外の質問はオーソドックスだった。

 

私は学ばない人間なので、筆記試験の対策をせずに挑んだ。クソ難しかった。大陸の名前とか知らんし。色彩検定みたいな問題も出た。でもよく考えたら他の人より私は学歴が上なはずなので大丈夫だと思った。結果は合格だった。


Q社に行った。

事業所見学をした。OBOGの人とかなり長く話させてくれた。うちの大学のOBがたくさんいるところなのでたくさんのOBOGと就活生がいた。

まぁまぁだった。とにかく興味のない企業だけど、後々のために必死に見ておいた。以上。


V社の二次を受けた。

おじ様3人だった。怖かった。

前回のテストの結果を教えてくれて、非言語?算数?が満点だった。嬉しかった。

面接の前に研究概要を提出したんだけど、これがやばかった。めちゃめちゃ適当にやった。私は研究のことが嫌いだった。話すだけで本当に嫌だった。こんな研究のこと聞かれるの嫌だなぁって思って、めちゃめちゃうっすい内容の研究概要を提出した。

 

そのせいもあって、研究のことについて最後までわかってもらえなかった。なんなら、私だって研究の事なんか知らない。あの空間には研究を説明しながらも何もわかってない私と、理解できないおじさん3人がいるだけだった。しかもその四人が研究について話すんだからただの地獄だった。

 

帰りたかった。研究以外のことはかなり話せたが、研究がゴミなのだ。まじで帰りたかった。静岡だったからたっかいうなぎ食べて帰った。本当に鰻って美味しい。また食べたい。

 

結果はもちろん不合格だ。そして、生産技術は向いてないとも思ったし、研究について聞かれたらどこも受からない気がした。これは理系としては絶望だった。

 

不合格のメールに返信するとフィードバックをくれるので本当にいい会社だと思った。フィードバックも案の定研究のことだった。だろうな、以外何も思わなかった。