研究が嫌いな理系院生のブログ

研究嫌いな理系女子大学院生が分野を変えて公募で就活する話です。

もしかして:自分の専門はつまらない?

2018年8月

C社のインターンに参加した。二日間。

感想は、めちゃめちゃつまらなかった。

で終わりにしたいところだが、書いておく。

 

グループワークだった。

院生は私含めて三人で、もう一人が学部生だった。大学名は私と同じくらいのレベルで、MARCHとかいた。学部生ってこんなにパワポ使えないもんだっけ?って思ったし、良くわかってないのに、やります!できます!とか言って変なことやる奴いるし、えーこんな使えないやつ存在するの?なんでー?って感じだった。本当につまらなかった。結局パワポもほぼ一人でやることになったし、発表のときも言わされるしで、本当に本当に最悪だった

 

会社自体もよくわからん制度あるし、カイジかよって思ったし、忙しさは部署によりますっていわれて、それ!一番聞いても意味ないやつ!って思った。あと、女の人は顔採用だろって明らかだった。社員の女性はみんなきれいだったし、インターン生もきれいな人が多かった(私は例外的)。営業とか人事ならわかる。でもどうして全部の部署で顔採用なんだ?て思ったらますます行きたくなくなった

 


2018年9月

で、ほかにも半導体製造装置メーカー見るかって思って、D社のインターン(一日だけだから選考なし)に参加した。つまらなかった。

周りの学歴がうーんて感じだった。学歴で判断するわけじゃなかったけど、話したら学歴なんてすぐ分かるなって思った。正直に言えば、もう少し頭が切れる人と働きたいと思ったし、その方が私のやる気も保たれるなって思った。

 

内容としては会社説明とグループワーク。グループワークは6人くらいで代表者がレゴで作られたロボット見に行って、メモして帰ってきて、材料揃えて作るっていうのを4回くらい繰り返すやつだった。なんだこれ?大学生がやることか?って思った。早く帰りたかったし、説明聞きながら寝た。

 

ここらへんで私は気づいた。半導体製造装置、つまらなくない?ってことに。やはり私は半導体にも半導体製造装置にも興味がなかったのだ。興味があったのは勉強としての半導体だけだった。働くことに関しての半導体には興味がなさすぎた。そしてやはり、ゴリゴリ機械いじったりハンダで回路作ったりが大嫌いなのだ。学部三年生の夏インターンの時に気づいていたはずなのに、研究室に飲まれて大切なことを忘れていたことに気づいた。

 

まだ間に合うと思った。だからここから、またフラットな気持ちで会社を探すことにした。業界も業種にもこだわらずにやりたいこと、やってもいいことを探すことにした。

 

そのためもあったし、せっかくインターンでたくさんの項目のes書いたから使いまわしたかったのもあったしで、OfferBoxに登録した。OfferBoxは逆求人がくるから色んな会社に会えると思った。

 


2018年10月

OfferBoxでスカウトしてくれたE社に行った。

プラントをやっているところだ。海外の線路作ったり工場作ったりしてるらしい。興味はなかったけど、色々見ると決めていたから行くことにした。案の定つまらなかった。英語話せないし。(TOEIC200点台だぞ?)海外行きたくないし。説明中も少し眠くてやばかったし、私には合わなかった。でも、ジュースくれたし、社会人2人と私1人で話す機会なんてそうそうないし、いい経験だった。あと、大きい会社の子会社なのでオフィスが綺麗だったし、よかった。

 


F社の説明会にも行った。

塾でバイトしてたこともあったし、科学技術への全般的な興味もあったから、子供とか世の中とかに科学技術広められたらいいなぁって漠然と思ってたところで、G社を知った。でも、そこは説明会とか何もやってなかったから、似てるらしいF社に行くことにした。というのが経緯だ。

でも、過去1で寝た。

淡々とした説明に睡魔が勝った。

だから内容も何も覚えてないし、メモを見ても死んだ字ばっかりで何書いてあるかわからない。最後のアンケートは白紙で帰った。さよなら。

 

やりたい事がない就活生だった私はとりあえず専門に手を出すことから始まった

2017年3月(大学四年)

院進学するって決まったけど、推薦がもらえるか微妙なラインだからTOEICを受けることにした。受けとかないと受験すらさせてもらえないから。で、受けたら200点台だった。衝撃的だった。みんなに笑われたし、でもいいネタだ~くらいにしか思わなかった。結果的に院の推薦はもらえたからまぁめでたし。(ワースト3に入っていたらしい。笑った。)

 


2018年6月(修士一年)

何となくインターンとかみはじめた。

なににもやる気が出なかった。めんどくせぇ。二週間もインターンとか行きたくない。家で寝てたい。やりたいこともない。証明写真をとるのすらめんどくさい。スーツ嫌い。太ったからスーツがきつい。不快。

 

まじで、やりたいことがなかった。半導体の勉強は面白いけど、仕事にしたくないし、だからといってやりたいこともないし。でも、就職しないわけにはいかないし。しかも院卒で変なとこ入るのももったいないし、多方面に申し訳ないし。あーでも、なにもしたくねぇなぁ、暑いし。

この思考回路の繰り返しだった。本当に愚かである。ただ、研究室の人とか意識高くて色んなとこ見に行ってたから、わたしも受けるかぁくらいの気持ちでB社(大手電機メーカー)のインターンに申し込んだ。ESは通った。面接で落ちた。なぜこの時、B社に申し込んだか、さっぱり覚えてない。覚えているのは、ES通過の連絡が非通知設定でむかついたのと、面接官が爪噛んでて気持ち悪かったこと、希望職種と違うものの扱いで面接されたこと、2週間って書いてあるのに3週間ですって面接で言われて露骨に嫌な顔をしてしまったこと、くらいだ。落ちるのも当然だった。

 

あと、C社も申し込んだ。理由は半導体製造装置とか人気集中しなさそうだし、給料高いし、インターンにもお金くれるしって感じだった。選考は説明会に行って、その時にES持ち込むのとGDをやるという流れだった。志望理由がなさ過ぎて苦しかった思い出がある。(B社もそうだけど)。

説明聞いてるときは寝た。GDは周りの人が俺が!俺が!って感じで、すごい不愉快だったのを覚えている。意味不明な理論をよくそんな自信持って言えるな。こいつら頭おかしいんじゃないのって思ってた。肝心の私はほとんど議論に参加せず頷いているだけだった。いや、最後の方は頷きすらしなかったな。もう帰りたくて仕方なかった。

お願いだからインターンに行きたくない。落ちてくれ。って思っていた。結果として、幸い(?)二週間のインターンには落ちた。が、二日間のインターンには受かってしまった。まぁ仕方ない、行くか。くらいの気持ちだった。今考えればひどい話である。本気でやる気ないやつだった。

 

就職か院進か

2016年9月(大学3年生)

インターンに行った。

理由はなんとなくってのが大きくて、何となく就職か院進学か悩んでいた事もあったし、単位も欲しかったし(結局申請を怠けまくって単位にならなかった)、一人暮らしへの憧れもあったしって感じの動機だった。

 

会社の規模にはこだわらずに、特に学科も何にもこだわらずに、「泊りがけになるところ」を条件に学校の推薦を使って行った。

場所は静岡で、さわやかめっちゃいったな。美味かった。会社は半導体の関連部品を作っているところだった(A社としておく)。だから、伝送線路とか抵抗値とか電気容量とかなんかそんな知識を使いながら、工場の中で作業着着て、実験して、測定して、を繰り返す感じだった。期間は二週間だった。

 

まぁまぁ楽しかったし、色んなことの発見があったし、行ってよかったと思ってる。楽しかったのはインターンで出会った有名大学の二つ上の人と毎晩ご飯一緒に食べたり、ボウリングいったり君の名は見たりしたからだと思うけども。さわやかも美味しかったし。

 

で、発見だったのは、「工場嫌い!作業着ださい!朝早いの辛い!」ってことだった。これ本当に当たり前みたいな感じなんだけど、めちゃめちゃ発見だった。いや、三つ目に関しては私の生活習慣に問題があったから、私が悪いし、仕方ないんだけど。(そのせいもあってか、たまに寝てしまっていた)「工場嫌い!作業着ださい!」に関しては新しい発見だった。二週間ですら、工場の油臭さとかヘルメット着用とかスカート履いたりできないのとか好きな服着れなかったりとか、化粧にも気を付けてとか言われちゃうのとか、すごい辛かった。くだらないって思う人もいることだとは思うんだけど、一生働くって考えたら汚いことしたくないし、きれいな服着たりして働く方がいいと思った。それが私のモチベーションを少なからず作っているんだなぁって。

 

このインターンの経験から、まじで工場はやめようと思った。まぁ、最悪工場でもいいけど、きれいなものやかわいいものが作れたり関われたりすることがいいと思った。要は、半導体にはこれっぽっちも興味がなかった。幼いころから物を作るのが好きで、手芸とか絵をかいたりだとかそういうことをしていたから、モノ作りが好きなんだと思って工学部に来た。でも、わたしはかわいかったりきれいなものを作るのが好きなだけだった。

でも、一方では、半導体の勉強が好きな自分がいた。作るのが好きなわけでもないけど、なんか考えるのがすきだった。複雑だし、パズルみたいで。そんなわけで、工場勤務は嫌だけど研究というのにも興味があるし、半導体の勉強は好きだし(あとまだ遊びたい)ってのもあって、院進学をすることにした

 

 

研究嫌いなのに院まで行って、分野変えて就活した話

私は研究が嫌いだ。

院まで行ってるくせに?って思ったと思う。分かる分かる。よく言われる。

 

研究がなぜ嫌いなのか。

「研究が面白くなかった」

「研究が面白くなるまで打ち込めなかった」

どちらも正解だと思う。

 

私は就職活動を通して研究がなぜ嫌いなのか考えた。加えて、研究や開発、生産技術などから離れることに成功した。そして分野も変えてしまった。

その記録を残しておきたい、ごく少数の人には役に立つ経験かもしれないと思ってブログを書くことにした。

 

軽く自己紹介をすると

・理系大学院生

・電気、電子、光学系

・MARCHとかそこらへんの学歴

陰キャといても陽キャといてもしっくり来ない中途半端な人間

・成績は上の下

・20卒

 

特別な経験もない、至って普通の人だ。そういう私が書くブログを

 

・就職活動に悩んでいる理系院生、学部生

・やりたいことがなくて困っている人

・就職か進学か悩む学部生

・化粧品系に就職したい人

陰キャでも陽キャでもない人

・研究が嫌いな人

 

どれかに当てはまる人なんかに読んでもらえたら嬉しいな、と思う。

 

一応相談なんかにも乗れたらいいと思っていて、

qfypb90572@yahoo.co.jp

にどうぞ。私で良ければ。